【4 steps 企業研究】5分でわかる株式会社ブレインパッド

企業研究-サムネイル-株式会社ブレインパッド

株式会社ブレインパッドはビッグデータ解析に強みをもつ企業だ。

この記事では株式会社ブレインパッドの財務データをもとに企業研究を行う。

【4 steps 企業研究】5分でわかる株式会社ブレインパッド

企業研究-サムネイル-株式会社ブレインパッド

株式会社ブレインパッド(以下: ブレインパッド)はデータ分析、データマイニングに強みをもつ企業だ。

2019年6月期第3四半期における各事業の状況は次の通りだ。

企業研究-事業別売上高構成比率-株式会社ブレインパッド

アナリティクス事業

当事業内容は次の2つのことを行っている。

  • 顧客企業の有する大量データに関するコンサルティングとデータマイニングの実行
  • データに基づく企業行動の最適化支援

アナリティクス事業は大きく成長している。

主な要因は2つある。

  1. 顧客企業の意識の変化
  2. 従業員の増加

経営全体、事業全体に関連したテーマの大型・長期プロジェクトが増加した。

またアナリティクス事業に従事する従業員を前年同四半期末比で30.1%増加させた。

これにより顧客企業の需要を取り込めたとのことだ。

ソリューション事業

当事業内容は主に次の2つだ。

  • 顧客企業に対するデータ蓄積、分析と分析結果に基づく施策実行に必要なソフトウェアの選定と提供
  • システム開発および運用

事業は増収増益と絶好調。

増収の要因は、分析支援案件が顕著に推移したことだ。

増益の要因は2つある。

1つは、分析環境構築のための受託開発案件と分析支援案件の利益率が堅調に推移したこと。

2つめは、ストック型売上高が顕著に増加したことだ。

マーケティングプラットフォーム事業

同事業が行っていることはソフトウェアの開発、提供、運用だ。

SaaS型サービス企業を中心に事業を展開している。

【Step 1】損益計算書からブレインパッドの収益性をみる

損益計算書の数字からブレインパッドの収益性を見てみよう。

企業研究-売上高-株式会社ブレインパッド

売上高は順調に伸びている。

2019年6月期第3四半期の売上高も順調に推移している。

企業研究-利益-株式会社ブレインパッド

各種利益の推移は図の通りだ。

どの数字も直近5年で非常に良く成長している。

2019年6月期第3四半期ですでに2018年6月期を上回っている。

企業研究-売上総利益率-株式会社ブレインパッド

2019年6月期第3四半期の売上総利益率は50.05%。

2018年6月期の売上総利益率は46.50%。

事業として素晴らしい数字だ。

売上総利益率はこの数年で上昇傾向にある。

原価削減の努力が垣間見られる。

企業研究-売上高営業利益率-株式会社ブレインパッド

2019年6月期第3四半期の売上高営業利益率は22.06%。

2018年6月期の売上高営業利益率は13.50%。

ビジネスとして非常に良好な数字だ。

売上総利益率と同様に、売上高営業利益率もこの数年で上昇傾向にある。

コスト削減や、収益構造改革の成果がみられる。

【Step 2】貸借対照表からブレインパッドの安全性をみる

企業研究-自己資本比率-株式会社ブレインパッド

直近の自己資本比率は72.73%。

一般的に30%から40%が望ましい水準だ。

したがってブレインパッドの株主資本比率の安全水準だ。

企業研究-固定長期適合率-株式会社ブレインパッド

直近の固定長期適合率は22.83%。

固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。

したがって固定長期適合率も安全水準だ。

企業研究-流動性比率-株式会社ブレインパッド

直近の流動比率は330.57%だ。

流動比率は100%以上が望ましい水準だ。

したがって流動比率も安全水準だ。

企業研究-インタレスト・カバレッジ・レシオ-株式会社ブレインパッド

直近のインタレスト・カバレッジ・レシオは25866.74倍だ。

支払い利息は十分に低く抑えている。

企業研究-当座比率-株式会社ブレインパッド

直近の当座比率は299.93%だ。

安全性は非常に高いといえる。

【Step 3】損益計算書と貸借対照表からブレインパッドの資産効率性をみる

 

ブレインパッドの効率性を見ていこう。

企業研究-ROA-株式会社ブレインパッド

2019年6月期第3四半期のROAは27.15%だ。

これは非常に高い数値だ。

効率的な事業活動ができている。

企業研究-売上高事業利益率-株式会社ブレインパッド

企業研究-総資本回転率-株式会社ブレインパッド

2019年6月期第3四半期の売上高事業利益率は22.40%。

2019年6月期第3四半期の総資本回転率は121.24%だ。

両指標のグラフをみると、ブレインパッドのROAの上昇要因は売上高事業利益率だ。

利益率を上げて事業の効率性を上げていることがわかる。

総資本が大きくなる段階にいるブレインパッドにとっては健全な成長といえる。

【Step 4】キャッシュフロー計算書からブレインパッドのお金事情をみる

企業研究-キャッシュフロー-株式会社ブレインパッド

2018年6月期のキャッシュ・フロー(以下: CF)の数値を見てみよう。

営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはマイナスだ。

フリーCFはプラスだ。

非常に素晴らしいCFの推移だ。

営業活動でしっかりとキャッシュを稼ぎ、投資活動にキャッシュを回している。

財務活動によるCFがそれほど大きくないのは、稼ぐ力が強いからだ。

2018年6月期のフリーCFは大きく増加している。

より機動的な企業経営が期待できる。

まとめ

ブレインパッドは稼ぐ力が非常に強い企業だ。

効率性指標、安全性指標ともに良好な数字だ。

CFの推移も非常に健全だ。

機動的な企業経営ができる基盤を有している。

今後ますます巨大になると予測されるビッグデータ解析業界での成長が期待できる。

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この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。

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本記事で使った資料

株式会社ブレインパッド 2019年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ブレインパッド 平成30年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ブレインパッド 平成29年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ブレインパッド 平成28年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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