
伊藤忠テクノソリューションズ 株式会社は日本のITサービス企業だ。
この記事では伊藤忠テクノソリューションズの財務データをもとに企業研究を行う。
目次
3つのステップで企業の実態が分かる|転職・就職を考えるエンジニアのための伊藤忠テクノソリューションズ企業研究
伊藤忠テクノソリューションズは情報通信事業に強みをもつ企業だ。
2019年3月期の事業セグメント別売上高構成比だ。
ステップ1 損益計算書から伊藤忠テクノソリューションズの収益性をみる
損益計算書の数字から伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の収益性を見てみよう。
売上高、売上総利益、営業利益ともに伸びている。
成長率は上図の通りだ。
売上収益の伸びも素晴らしいが特に注目すべきは営業利益の伸びだ。
ビジネスの成長度合いが伺える。
直近の売上総利益率は23.83%。
ビジネスとしては良好な水準だ。
直近の売上高利益率は7.94%。
競合他社と比べるとやや見劣りする数字だ。
ステップ2 貸借対照表から伊藤忠テクノソリューションズの安全性をみる
次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。
直近の株主資本比率は58.24%。
一般的に30%から40%が望ましい水準だ。
したがって伊藤忠テクノソリューションズの株主資本比率の水準は安全といえる。
直近の固定長期適合率は33.71%。
固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。
したがって固定長期適合率は非常に安全といえる。
直近の流動比率は220.32%だ。流動比率は100%以上が望ましい水準だ。
したがって流動比率も非常に安全といえる。
ステップ3 キャッシュフロー計算書から伊藤忠テクノソリューションズのお金事情をみる
直近のキャッシュ・フロー(以下CF)の数値を見てみよう。
営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはマイナスだ。
健全なCFだ。営業活動でしっかり稼ぎ投資もこなしている。
すべての年度で健全なCF状態を維持している。
まとめ
伊藤忠テクノソリューションズは健全な企業であることが財務データからわかった。
このサイトでは5分でわかる企業研究レポートを書いている。他のレポートもぜひとも読んでほしい。
各指標の意味を知りたい人はこの記事をチェックしてほしい。
この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。
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本記事で使った資料
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社2019年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社平成30年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社平成29年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社平成28年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)