
SCSK 株式会社 | 企業研究レポート
SCSK株式会社は日本のITサービス企業だ。
金融システムと中小企業向けシステムの開発・運用に強みをもつ企業だ。
目次
3つのステップで企業の実態が分かる|転職・就職を考えるエンジニアのためのSCSK企業研究
SCSK株式会社が展開している事業の売上高構成比だ。
どの事業もバランスよく展開している。
ステップ1 損益計算書からSCSKの収益性をみる
損益計算書の数字からSCSK株式会社の収益性を見てみよう。
売上高、売上総利益、営業利益ともに安定的に推移している。
直近の売上総利益率は27.74%。ビジネスとしては良好な水準だ。
直近の売上高利益率は10.70%。ここ数年で1%以上上昇している。
企業として稼ぐ力も良好といえる。
ステップ2 貸借対照表からSCSKの安全性をみる
次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。
直近の自己資本比率は62.15%。一般的に自己資本比率は30%から40%が望ましい水準だ。
したがってSCSKの自己資本比率の水準は非常に安全といえる。
直近の固定長期適合率は46.74%。固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。
したがってこの数値も非常に安全といえる。
直近の流動比率は277.16%だ。流動比率は100%以上が望ましい水準だ。
流動比率も非常に安全といえる。
ステップ3 キャッシュフロー計算書からSCSKのお金事情をみる
直近のキャッシュ・フロー(以下CF)の数値を見てみよう。
営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはマイナスだ。
これは健全なCFといえる。営業活動で稼ぎ、しっかり投資もできている。
まとめ
SCSKは健全な企業であることが財務データからわかった。
この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。
このサイトでは5分でわかる企業研究レポートを書いている。
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