
株式会社ホットリンクはSNSマーケティング支援ツール販売を展開している企業だ。
この記事では株式会社ホットリンクの財務データをもとに企業研究を行う。
目次
【3 steps 企業研究】5分でわかる株式会社ホットリンク
株式会社ホットリンク(以下: ホットリンク)はSNSマーケティング支援ツールを提供している。
【Step 1】損益計算書からホットリンクの収益性をみる
損益計算書の数字からホットリンクの収益性を見てみよう。
2018年12月期まで、売上高は伸びている。
売上総利益は横ばいで推移。
営業利益はやや成長している。
2019年12月期第1四半期の営業利益はマイナスだ。
2018年12月期の売上総利益率は40.99%。
2019年12月期第1四半期の売上総利益率は36.34%だ。
売上総利益率は低下傾向だが、事業としてはまだ良好な数字だ。
2018年12月期の売上高営業利益率は10.12%。
2019年12月期第1四半期の売上総利益率は-17.50%だ。
売上高営業利益率は乱高下している。
【Step 2】貸借対照表からホットリンクの安全性をみる
次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。
直近の株主資本比率は68.11%。
一般的に30%から40%が望ましい水準だ。
したがってホットリンクの株主資本比率の安全水準だ。
直近の固定長期適合率は72.97%。
固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。
したがって固定長期適合率も安全水準だ。
2015年12月期は187.06%だったが、ここ数年で数値が改善されている。
直近の流動比率は361.46%だ。
流動比率は100%以上が望ましい水準だ。
したがって流動比率も安全水準だ。
固定長期適合率と同様、ここ数年で改善されている。
【Step 3】キャッシュフロー計算書からホットリンクのお金事情をみる
2018年12月期のキャッシュ・フロー(以下: CF)の数値を見てみよう。
営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはプラスだ。
フリーCFはプラスだ。
営業活動によるCFが毎期プラスで推移している。
また必要に応じて資金調達もできている。
安全指標が改善された要因だ。
良好なCFの状態で推移できている。
まとめ
ホットリンクは経営がしっかりしている企業だ。
投資したらその分しっかり稼ぎを上げる。
資金調達も適度に行いながら企業の安全性を高めている。
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各指標の意味を知りたい人はこの記事をチェックしてほしい。
この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。
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本記事で使った資料
ホットリンク株式会社 2019年12月期第1四半期 決算短信〔IFRS〕(連結)
ホットリンク株式会社 平成30年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
ホットリンク株式会社 平成29年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)