
株式会社カカクコムは価格.com、食べログを運営する企業だ。
この記事では株式会社カカクコムの財務データをもとに企業研究を行う。
目次
【3 steps 企業研究】5分でわかる株式会社カカクコム
株式会社カカクコム(以下: カカクコム)は情報サイトの運営に強みをもつ企業だ。
展開している事業は上図の通りだ。
インターネット・メディア事業がメインだ。
【Step 1】損益計算書からカカクコムの収益性をみる
損益計算書の数字からカカクコムの収益性を見てみよう。
売上収益、営業利益は増加傾向だ。
前年比成長率は上図の通りだ。
売上収益、営業利益ともに順調に伸びている。
2019年3月期の営業利益率は45.72%。
ビジネスとして魅力的な数字だ。
【Step 2】貸借対照表からカカクコムの安全性をみる
次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。
直近の株主資本比率は79.11%。
一般的に30%から40%が望ましい水準だ。
したがってカカクコムの株主資本比率は安全水準だ。
直近の固定長期適合率は35.61%。
固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。
したがって固定長期適合率も安全水準だ。
直近の流動比率は373.69%だ。
流動比率は100%以上が望ましい水準だ。
したがって流動比率も安全といえる。
キャッシュリッチな企業だ。
【Step 3】キャッシュフロー計算書からカカクコムのお金事情をみる
直近のキャッシュ・フロー(以下: CF)の数値を見てみよう。
営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはマイナスだ。
フリーCFはプラスだ。
素晴らしいCFだ。
営業活動でお金を稼ぎ、将来の投資にお金が使われている。
まとめ
カカクコムは稼ぐ力が非常に強い企業だ。
また財務面でも安定している。
CFも申し分ない。
このサイトでは5分でわかる企業研究レポートを書いている。他のレポートもぜひとも読んでほしい。
各指標の意味を知りたい人はこの記事をチェックしてほしい。
この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。
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本記事で使った資料
株式会社カカクコム2019年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
株式会社カカクコム2018年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)