【3 steps 企業研究】5分でわかるLINE

企業研究-サムネイル-LINE

LINE株式会社はMAU1億6,400万人のLINE(アプリ)の運営企業だ。

この記事ではLINE株式会社の財務データをもとに企業研究を行う。

*MUA: 月間アクティブユーザー数

【3 steps 企業研究】5分でわかるLINE

企業研究-サムネイル-LINE

LINE株式会社(以下: LINE)は韓国ネイバー傘下のSNS企業だ。

運営するアプリLINEのMAUは2019年12月期Q1時点で1億6,400万人だ。

企業研究-事業別売上高構成比率-LINE

展開している事業は上図の通りだ。

大きくコア事業と戦略事業の2つにわけられている。

2つの事業をさらにわけると下図のようになる。

企業研究-事業紹介-LINE

【Step 1】損益計算書からLINEの収益性をみる

損益計算書の数字からLINEの収益性を見てみよう。

企業研究-トップライン-LINE

営業収益はきれいな右肩上がりだ。

一方で2018年12月期は営業利益が減少している。

2019年12月期第1四半期の営業収益は約555億円。

営業利益は約マイナス79億円。赤字だ。

企業研究-成長率-LINE

2018年12月期までの前年比成長率は上図の通りだ。

営業収益の成長率は素晴らしい。

企業研究-売上高営業利益率-LINE

2018年12月期の売上高営業利益率は6.85%。

2019年12月期第1四半期の売上高利益率は-14.23%。

先行投資段階なのか、それとも他の理由があるのか判断に難しい。

【Step 2】貸借対照表からLINEの安全性をみる

次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。

企業研究-株主資本比率-LINE

直近の株主資本比率は34.85%。

一般的に30%から40%が望ましい水準だ。

したがってLINEの株主資本比率水準の安全だ。

企業研究-固定長期適合率-LINE

直近の固定長期適合率は54.72%。

固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。

したがって固定長期適合率は安全水準だ。

企業研究-流動比率-LINE

直近の流動比率は240.10%だ。流動比率は100%以上が望ましい水準だ。

したがって流動比率は非常に安全な水準だ。

【Step 3】キャッシュフロー計算書からLINEのお金事情をみる

企業研究-キャッシュフロー-LINE

直近のキャッシュ・フロー(以下CF)の数値を見てみよう。

営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFは大きなプラスだ。

フリーCFはマイナスだ。

LINEのCFは上場まもない企業の面白い特徴がある。

まず2016年12月期の財務活動によるCFだ。

この大きなプラスは約1,268億円の「上場に伴う新株式の発行による収入」によるものだ。

そして2018年12月期の財務活動によるCFだ。

これは「社債の発行による収入」約1,500億円によるものだ。

LINEはエクイティとデッド両方のファイナンスを駆使して資金調達している。

調達した資金で当面の戦略事業に先行投資する絵図が表れている。

まとめ

LINEの事業は収益面で良好とはいえない。

他方でファイナンスをつかった資金調達で先行投資を行っている。

投資した事業について現段階では判断が難しい。

ただ、アグレッシブな企業であることは間違いない。

このサイトでは5分でわかる企業研究レポートを書いている。他のレポートもぜひとも読んでほしい。

各指標の意味を知りたい人はこの記事をチェックしてほしい。

この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。

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本記事で使った資料

LINE株式会社 IR情報

LINE株式会社 採用情報

LINE株式会社     2019年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

LINE株式会社     2018年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

LINE株式会社     2017年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

LINE株式会社     平成28年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

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