
双日株式会社は日本の大手総合商社だ。
この記事では双日株式会社の財務データをもとに企業研究を行う。
目次
【3 steps 企業研究】5分でわかる双日株式会社
双日株式会社(以下: 双日)は日本を代表する大手総合商社だ。
展開している事業は上図の通りだ。
【Step 1】損益計算書から双日の収益性をみる
損益計算書の数字から双日の収益性を見てみよう。
売上高、売上総利益、営業利益の推移は上図の通りだ。
前年比成長率は上図の通りだ。
2019年3月期の売上総利益率は12.98%。
2015年3月期から約2%上昇している。
2019年3月期の売上高利益率は3.64%。
売上高利益率も上昇傾向だが3.64%という数字はやや物足りない数字だ。
【Step 2】貸借対照表から双日の安全性をみる
次は貸借対照表の数字から安全性を見ていく。
直近の株主資本比率は26.92%。
一般的に30%から40%が望ましい水準だ。
したがって双日の株主資本比率水準の安全でない。
直近の固定長期適合率は71.16%。
固定長期適合率は100%以下が望ましいと言われる。
したがって固定長期適合率は安全水準だ。
直近の流動比率は157.06%だ。
流動比率は100%以上が望ましい水準だ。
したがって流動比率は安全水準だ。
【Step 3】キャッシュフロー計算書から双日のお金事情をみる
直近のキャッシュ・フロー(以下CF)の数値を見てみよう。
営業活動によるCFはプラス、投資活動によるCFはマイナス、財務活動によるCFはマイナスだ。
フリーCFはプラスだ。
健全なCFだ。営業で稼いでしっかり投資している。
まとめ
総合商社の業績はマクロの経済環境に強く影響される。
マクロ経済の動きを調べてみると面白い発見があるだろう。
このサイトでは5分でわかる企業研究レポートを書いている。他のレポートもぜひとも読んでほしい。
各指標の意味を知りたい人はこの記事をチェックしてほしい。
この記事を機に読者の皆様自身の視点を得られたら幸いだ。
もっと調べたい読者様向け
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本記事で使った資料
双日株式会社 2019年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
双日株式会社 平成30年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
双日株式会社 平成29年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
双日株式会社 平成28年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)