【ROAから始める企業研究】エコモットとオプティムの資産効率性の比較【IoT領域ベンチャー企業】

企業研究-サムネイル-効率性-ecomott-optim

本企業研究レポートは、エコモットとオプティムの比較研究を行う。

両社ともIoT領域の新興企業だ。

具体的には、以下のような比較研究を行う。

  1. ROAの比較
  2. 収益性の比較とビジネスモデルの分析
  3. 資産効率性の比較

本エントリでは、資産効率性の比較を行う。

【ROAから始める企業研究】エコモットとオプティムの資産効率性の比較【IoT領域ベンチャー企業】

企業研究-サムネイル-効率性-ecomott-optim

本エントリでは、エコモットとオプティムの資産効率性指標を比較する。

具体的には、売上債権回転期間と手元流動性比率を比較する。

本エントリで使用する指標の計算式は以下の通り。

売上債権回転期間=365日÷(売上高÷売上債権)

売上債権=受取手形+売掛金

手元流動性比率=(現金及び預金+市場売買可能有価証券)÷(売上高÷12)

総資本回転率の比較

企業研究-総資本回転率-エコモット-オプティム

ROAの比較で確認したとおり、総資本回転率は、エコモットが2017年3月期から低下。オプティムは上昇傾向にある。

売上債権回転期間の比較

企業研究-売上債権回転期間-ecomott-optim

エコモットとオプティムの各年度有価証券報告書をもとに筆者作成

上図表は売上債権回転期間の比較だ。

これは、「製品・サービスを売った代金を回収するのに何日かかるのか」を表す指標だ。

回収に必要な日数は短ければ短い方が良い。

エコモットの2019年3月期売上債権回転期間は約217日。

今日売った製品・サービスの代金が約7か月後に振り込まれることを意味する。

オプティムの2019年3月期売上債権回転期間は約78日。

今日売った製品・サービスの代金が約2か月半後に振り込まれることを意味する。

手元流動性比率

企業研究-手元流動性比率-ecomott-optim

エコモットとオプティムの各年度有価証券報告書をもとに筆者作成

上図表は手元流動性比率の比較だ。

これは、企業が「月商の何倍の資金を手元に取っておいているのか」を表す指標だ。

この数値が高いと、企業の支払い力が強く、倒産の可能性が低くなる。一方で、資産の運用効率は悪くなる。

反対に、この数値が低いと、資産の運用効率は高いが、一方で企業の支払い力が弱く、倒産の可能性が高くなる。

エコモットの2019年3月期手元流動性比率は6.49倍。

オプティムの2019年3月期手元流動性比率は2.47倍だ。

資産運用効率の面からみると、オプティムの方が効率が高い。

また、エコモットの手元資金は大部分が投資信託で保有していた。

まとめ

本エントリでは、エコモットとオプティムの資産効率性の比較を行った。

比較した結果、エコモットは相対的に、売上債権回転期間が長く、かつ手元流動性比率は高かった。

一方、オプティムは相対的に、売上債権回転期間が短く、かつ手元流動性比率は低かった。

資産効率性の側面から言えば、オプティムの方が効率性が高かった。

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