経済ニュース 2019/08/29 振り返り

経済ニュース20190829

経済ニュース 2019/08/29 【通商、政策、方向性の判断が難しい局面】

  • 米財務長官、超長期債を非常に真剣に検討
  • ドイツ失業者数は8月も増加、政府へ刺激策を求める圧力強まる
  • ユーロ圏景況感指数:8月に予想外の上昇も、なお低い水準
  • ラガルドECB次期総裁
  • 米GDP、4-6月改定値は2%増に下方修正ー消費除き低調
  • トランプ大統領:米中、29日に貿易について「話し合う」
  • ECB、QE再開を正当化できるほど景気弱くない
  • 米中古住宅販売成約指数、2018年1月以来の大幅低下

米財務長官、超長期債を非常に真剣に検討

超長期国債が発行されれば、16兆ドル(約1700兆円)規模の米国債市場の歴史的変革となる。

超長期債を発行すれば、年間1兆ドルに近づいている財政赤字の穴埋めで納税者の負担を減らすことができる。また利回り低下の中にあって、年金基金のリターンは若干改善する見込み。

出所: ブルームバーグ

ドイツ失業者数は8月も増加、政府へ刺激策を求める圧力強まる

ドイツ連邦雇用庁が29日発表した8月の失業者数は前月比4000人増の229万人。

ほぼ6年間続いた失業者の減少は今年5月から止まっている。

失業率は5%と、なお過去最低水準を維持している。

ドイツ政府は必要に応じて景気支援の財政措置に踏み切ることに前向きな姿勢を示唆している。

出所: ブルームバーグ

ユーロ圏景況感指数:8月に予想外の上昇も、なお低い水準

8月の景況感指数は103.1と、前月の102.7から上昇した。市場予想は102.3への低下だった。

欧州委によると8月の伸びは鉱工業と小売りの景況感改善に支えられたが、サービス業と建設は落ち込んだ。

3カ月連続のサービス業景況感の低下は望ましくない展開。

出所: ブルームバーグ

ラガルドECB次期総裁、見せたハト派の横顔-ドラギ路線踏襲を示唆

ラガルド氏は経済が下振れリスクに直面し、インフレ率も低い難しい状況にあると認め、「予見可能な将来において、極めて緩和的な金融政策を続ける必要があることは明らか」だと主張。「導入する措置の適切な組み合わせは、インフレ見通しに影響する衝撃の性質や金融市場の状況次第ということになる」と論じた。

出所: ブルームバーグ

米GDP、4-6月改定値は2%増に下方修正ー消費除き低調

今回のGDP改定値は、トランプ大統領が目標とする年間3%成長の達成が一段と厳しくなる可能性を示唆。9月1日にも中国からの輸入品に対する関税率引き上げが予定されており、先行きは一段と不透明になっている。

統計発表後、トランプ大統領はツイッターで「景気は非常に良好で、上振れの可能性も極めて高い」と指摘。その上で、「金融当局がなすべきことをすれば、われわれはロケットのように急上昇する!」と付け加えた。

出所: ブルームバーグ

トランプ大統領:米中、29日に貿易について「話し合う」

中国はトランプ氏が先週発表した対中制裁関税の税率引き上げに対して、報復措置を今のところ取らないと示唆し、貿易戦争のさらなるエスカレートを防ぐために新たな関税を取り除くことに注力したいとの考えを示していた。

貿易戦争を巡る不透明感が米景気の減速につながっているとして、複数の共和党上院議員らが懸念を表明していることについて、トランプ氏は中国との関税戦争で「私はあきらめないと約束する」と付け加えた。

出所: ブルームバーグ

ECB、QE再開を正当化できるほど景気弱くない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、量的緩和(QE)再開を正当化できるほどユーロ圏経済は弱くないとの認識を示し、景気減速がさらに進まない限りそのような措置を講じるべきではないと言明した。

出所: ブルームバーグ

米中古住宅販売成約指数、2018年1月以来の大幅低下

全米不動産業者協会(NAR)が発表した7月の米中古住宅販売成約指数は、前月比ベースで2018年1月以来の大きさで落ち込んだ。住宅ローン金利の低下や堅調な労働市場、所得の着実な伸びといった好条件はあるものの、買い手が様子見姿勢をとっていることが示唆された。

「経済的な不確実性が一部の潜在的需要を抑制しているのは疑いないが、手頃な価格の物件供給を増やすことが切に望まれている」

出所: ブルームバーグ

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