
GDPとは、国内で生産された価値の総額だ。
アメリカのGDPの場合は、アメリカの国土上で生産された価値の総額。
日本のGDPの場合は、日本列島で生産された価値の総額ということになる。
本エントリでは、アメリカのGDPに関する知識を紹介する。
GDPを理解することで大まかに経済状況を把握することができる。
アメリカのGDP発表の時期
GDPは、速報値、暫定値、確定値の3種類が、商務省経済分析局から発表される。
各数値の発表時期は以下の通り。
- 速報値: 当該四半期が終了した翌月末
- 暫定値: 当該四半期が終了した翌々月末
- 確定値: 当該四半期が終了した翌々々月末
GDPの内訳
GDPの主要な構成要素の内訳は以下の通りだ。
- 個人消費
- 設備投資(非住宅投資)
- 住宅投資
- 在庫増減
- 財・サービスの純輸出
- 政府支出
景気循環との関連が強い要素
- 耐久財 “Durable goods”
- 設備投資(非住宅投資) “Fixed investment-Nonresidential”
景気変動に最も敏感 - 住宅投資 “Residential”
景気変動要因 - 在庫増減 “Change in private inventories”
景気局面をとらえる重要要素。しかし予測・分析難しい
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【景気総合指数、景気循環】アメリカ経済を分析する方法【ステップ1】
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