
IT業界について、今からちょっとだけ堅苦しい話をします。
なんで堅苦しいかというと、今日お伝えするのは、未来の話だからです。
なので話の内容がピカソさんの絵画ぐらいに抽象的になるかもしれないのですが、どうか最後までお付き合いいただければと存じます。
さて、前提条件として以下の2点を言わせてください。
- まず、これは2025年までの話です。
- そして、経済産業省が言っている話です
決して筆者の勝手な妄想未来ではないです。
では、さっそく。
【 IT業界 】経済産業省DXレポートまとめ前編
言いたいことは2つだけです。
- IT業界は今後5年ぐらい人手不足だから、先端スキルを取得して、グッドな企業にサクッと就職しちゃいましょ!!
- 企業選びは、お給料とか、社内環境とか、自分のやりたい事とかの面から超大事なので、妥協なしで自分にとってグッドな企業を選んじゃいましょ!!
1について
- どんな感じで人手不足なのか?
- どんな人が欲しがられるのか?
- 先端スキルって何なのか?
どんな感じで人手不足なのか?
ズバリ、「今あるシステムの仕組みを知っている人がいないし、新しいシステムを創れる人もいない」っていう感じの人手不足です。
つまりみんなポンコツ&脳死しててIT知っている人いないじゃん!!って状況です。
なんでこんな状況になったのか超簡単にいうと、
- システムの開発を「こういう感じのやつがほしいから作っといて」って他人に丸投げしたり、
- システムを「使えればいいじゃん」っていう感じでしっかり管理・メンテナンスしてこなかった
のが原因です。
どんな人が欲しがられるのか?
じゃあどんな人が企業から「スキです。ぜひ来てください」って言われるのかというと、経済産業省のレポートではこう書かれています。
そのための ITエンジニアのスキルシフトが必要とされる。
- 要件変更を前提とした開発への対応ができるアジャイル開発の活用
- システムを小さな機能に分割し、短いサイクルでリリースができる
- API/Web API ベースの疎結合構造によるモジュール化されたサービスの利用による、大規模システムのコストとリスクの大幅な圧縮と変化への適用性の向上
など新しい革新的なアプリケーション・アーキテクチャの習得が重要となる
ようするに、「圧倒的スピードでの開発力と、柔軟な対応力」が必要だと言っております。
先端スキルって何なのか?
- IoT
- AI
- 機械学習
- クラウド
- マイクロサービス
- ブロックチェーン
- AR/VR
- アジャイル開発
これらが、経済産業省のレポートが列挙していた先端技術です。
ここで注意が必要なのは、経済産業省が列挙した先端技術はバズワードだということです。
残念ながら、バズワードを知っているだけでは先端スキルを取得したとは言えないです(T_T)。
どれか一つのスキルに標準を合わせて勉強して実際に応用してサービスを作ってみるのが一番の取得方法です。
次回
企業選びは、お給料とか、社内環境とか、自分のやりたい事とかの面から超大事なので、妥協なしで自分にとってグッドな企業を選んじゃいましょ!!
参考資料:
DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~
関連資料:
システムインテグレーター | 3年間で最も売上高が成長した企業は?