不動産企業 分析 三井不動産, 野村不動産, ユニゾHD

不動産業界3社-企業分析

本エントリでは、三井不動産,  野村不動産ホールディングス, ユニゾホールディングスの不動産企業 3社を分析し、以下の3つのことを行う。

  • 3社のなかで不動産投資利回りが一番高いのはどの企業なのか
  • 3社の当期純利益の推移を比較する
  • 3社の総資産額の推移を比較する

不動産投資利回りが一番高いのはどの企業?

三井不動産、野村不動産HD、ユニゾHD

この3社中、不動産投資利回りが一番高いのはどの企業なのかを調べる。

今回は以下3つの前提条件のもと分析する。

  • 3社のビジネスを不動産投資とみなす。
  • 当期純利益を不動産からのインカムゲインとする。
  • 総資産額を不動産投資資金とみなす。

計算式は以下の通り。

  • 利回り=当期純利益÷総資産額(期中平均)
  • 総資産額(期中平均)=(前期総資産額+当期総資産額)÷2

不動産投資利回りが一番良いのは野村不動産HD

ユニゾHD-三井不動産,-野村不動産HD-不動産投資利回り

ユニゾHD-三井不動産-野村不動産HD-不動産投資利回り

結果は、野村不動産HDの利回りが2.67%で一番高かった。

不動産投資利回りが一番伸びているのはユニゾHD

興味深い点として、ユニゾHDの2019年3月期利回りが上昇している。

野村不動産HDと三井不動産は下落しているのにだ。

どうしてこのようなことが起きるのか?

ユニゾHDの利回りだけ上昇した理由

野村不動産HDと三井不動産の利回りが下落しているのに、

ユニゾHDは+1.24%→ +1.66%と上昇している。

原因を見つけるため、当期純利益と総資産額(期中平均)を調べる。

当期純利益の比較

3社の当期純利益の推移グラフは下図のとおりだ。

ユニゾHD-三井不動産-野村不動産HD-当期純利益

ユニゾHD-三井不動産-野村不動産HD-当期純利益

2019年3月期の前年比成長率を計算してみる。

すると結果は、

  • 三井不動産 前年比成長率+8.20%
  • 野村不動産HD 前年比成長率-0.34%
  • ユニゾHD 前年比成長率+40.23%

短期的には、ユニゾHDの当期純利益が圧倒的に伸びているのがわかった。

次は長期的な視点から、2016年3月期からの年平均成長率を計算してみる。

すると結果は、

  • 三井不動産 年平均成長率+12.73%
  • 野村不動産HD 年平均成長率-0.93%
  • ユニゾHD 年平均成長率+19.27%

長期的にも、ユニゾHDの当期純利益の伸び率は群を抜いている。

三井不動産、ユニゾHDが成長しているなか、野村不動産はマイナス成長となっている。

総資産額(期中平均)の比較

3社の総資産額(期中平均)の推移グラフは下図のとおりだ。

ユニゾHD-三井不動産-野村不動産HD-総資産額

ユニゾHD-三井不動産-野村不動産HD-総資産額

2019年3月期の前年比成長率を計算してみる。

すると結果は、

  • 三井不動産 前年比成長率+10.57%
  • 野村不動産HD 前年比成長率+5.09%
  • ユニゾHD 前年比成長率+4.35%

短期的に、ユニゾHDの総資産額(期中平均)の伸びが一番低い。

一番高いの三井不動産の前年比成長率+10.57%。

次は長期的な視点から、2016年3月期からの年平均成長率を計算してみる。

すると結果は、

  • 三井不動産 年平均成長率+7.86%
  • 野村不動産HD 年平均成長率+6.34%
  • ユニゾHD 年平均成長率+18.56%

長期的にみれば、ユニゾHDの総資産額(期中平均)の伸びが一番高い。

A. 当期純利益成長率>総資産額(期中平均)成長率

ユニゾHDの利回りだけ上昇した理由は、

当期純利益の成長率が、総資産額(期中平均)の成長率を圧倒的に上回っていたからだ。

また、長期的な視点でみても、ユニゾHDの当期純利益の伸びは、総資産額(期中平均)の伸びを上回っている。

おそらく、ユニゾHDは利回りが良い物件に集中して投資しているのだろう。

選択と集中を意識して投資しているだろうということが財務データからわかった。

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