
「私って何ができるのだろう?」、「こんなはずじゃなかったのになぁ」、「僕にはもっとふさわしい何かがある」。
こんな悩みを抱えたときの解決方法をご紹介します。

上記のような悩みは、いわゆる 自己喪失 というものです。
多くの場合、自己喪失したとき、人は自分探しを始めます。
目次
一人旅は、実は○○と○○を無くすだけ
典型的な例として一人旅があります。自分探しで自己喪失が解決する場合もあります。
しかし、大多数の場合は時間とお金だけが無くなり自分は喪失したままです。
大切なのは、「なぜ自己喪失しているのか」を知ること
まず大前提として知っておくべきことは、自己喪失は誰もが経験することであるということです。
決してあなた一人の問題ではありません。
みんな少なくとも一回は自己喪失するのです。
なので、ひとまず自分はみんなと一緒なんだと安心してください。
将来がわかる人なんてこの世に存在しない
自己喪失の原因は、将来がわからないからです。「なに難しいこと言っているのだ?」と思った方、全然難しくありません。下の図をご覧ください。
つまりはこういうことです。
落とし穴がどこにあるか分からないとき、私たちは怖くて道を歩けません。
そうすると、「あぁ、なんで道も歩けないのだろう」とか、
「道もあるけない私って何ができるのだろう」となってしまっているのです。
では、次の図をご覧ください。
落とし穴の場所がわかるとどうでしょう。
確かに穴の横を通るときは怖いかもしれませんが、しっかりと歩けるのではないでしょうか。
将来がわからない→自己喪失に陥る
以上のように、将来がわからない結果として自己喪失に陥ります。
しかし、考えてみてください。
将来がわかる人なんて存在するのでしょうか。
そんな人がいたら、どこかのメディアがインタビューすると思うので世に知られているはずです。
要するに、あなたが将来をわからないのは至って普通なことなのです。
自己喪失を解決する【アイデンティティ・キャピタル】という単語
よし、それでは今からどうすれば自己喪失を解決できるのかを紹介します。
ちょっと小難しいのですが、アイデンティティ・キャピタルという単語を知っておいてほしいです。
アイデンティティ・キャピタルとは、時間をかけて身に付けた、自分の価値を高める経験やスキルのことです。
簡単に言うとあなた個人の資産のことです。
例えば、ベタなものだと、学歴や仕事のキャリア、テストの成績です。
その他にも、話し方や問題処理能力、他人に与える第一印象もアイデンティティ・キャピタルに含まれます。
自己喪失を解決するためには、このアイデンティティ・キャピタルを積み上げることが必要かつ大切です。
具体的に何をするのか?
では、具体的に何をするかというと、目の前のことに熱中することです。
中学生や高校生ならテストの成績を上げることに熱中するのも良いでしょう。
部活に熱中するのも良いと思います。
大学生なら研究や就職活動に熱中するのも良いと思います。
社会人なら与えられた仕事やofficeツールを極めることに熱中するのも良いと思います。
重要なのはこれらに熱中した結果、あなたがあなた自身をより強く意識し、自信を持つことにあります。
自分という存在を明確にすることで自己喪失は解決します。自分の存在が明確になったのだから当たり前ですね。
まとめ
自己喪失の原因は、将来がわからないから。
でも、将来をわからないのは普通のことなので問題ない。
自己喪失を解決するために知っておくべき単語は、アイデンティティ・キャピタルです。あなた個人の資産のことです。
具体的には、何かに熱中することで自己喪失は解決します。熱中することであなたがあなた自身を明確に意識するからです。
では次の記事で会いましょう。バイバイ。